ちょーよーのサッカー日記

気になった試合の分析、選手の紹介などをするブログです

差別に屈さない、差別を許さない

こんにちは、ちょーよーと申します。

 

本日は僕の大好きなクラブであるインテル、その一部のサポーター達が行った残念で許せない行為について、僕自身の気持ちを伝えたいと思い、このブログを書きました。

 

あくまで僕の自己満足に過ぎませんし、これも僕個人の意見なのでそれを理解して読んで頂ければ嬉しいです。

 

その残念な行動というのは先日12月27日に行われたナポリとの試合、その試合は1-0でインテルが勝利しましたが、その試合の途中でインテルの一部サポーターがとった行動が非常に我慢ならない行為でした。

 

80分、ポリターノを倒したクリバリがイエローカードを取られ、それに対し、クリバリは審判に対し拍手

 

これを審判は侮辱行為と捉えレッドカードを提示、クリバリは退場しました。

 

この試合、インテルの一部サポーターはクリバに対して黒人差別を意味するチャントを歌い続けたらしいです。

 

ナポリの監督は差別的チャントが止まるまで試合の中断を要求したらしいですが、試合は止まらず、そのサポーター達はクリバリに対して差別的チャントを歌い続けました。

 

さらにこの行動以外にも非道な行いがありました。

 

試合終了前、一部のインテルサポーター達が試合会場に向かうナポリサポーターの車を待ち伏せし、襲撃するという事件がありました。

 

これによって4人のナポリサポーターが刺され、さらに逃走した車に跳ねられ、インテルサポーターの1人が死亡するという事件がありました。

 

まず人種差別の件に関して、インテルナツィオナーレミラノというクラブの理念は「国籍を問わず世界に門戸を開く」という理念です。

 

そんな素晴らしい理念を持ち、それを体現し続けたインテル、そのサポーター達がこのような人種を差別する行為をしたと言う事実が僕には悲しくて悲しくてたまりませんでした。

 

クリバリ対してに黒人差別的なチャントを歌ったと言いますが、我々のチームにもケイタバルデやジョアン・マリオやアサモアなど黒人選手は多く在籍しています。

 

クリバリだけでなく彼らもそれを聞いたら大きく傷つく事になると思います。

 

非常に傲慢な行為であり愚かな行為です。

 

我々のクラブの理念から大きく外れた行為をした事をそのサポーター達は自覚して欲しいです。

 

そして、そんなレイシストインテリスタを一緒にして欲しくないと思います。

 

あまりにも恥ずかしい、せっかく勝ってもこんな事が起きてしまったら素直に喜べません、非常に残念でした。

 

これだけでは飽き足らず、さらには死傷者までもが出るほどの事件まで起きてしまいました。

 

もはやサッカーをやるとか勝敗とか以前の問題であると思います。もはやこれはサッカーですらないとさえ思えます。

 

僕にとってサッカーとは平和の象徴です。

 

それは他の人にとっても同じであると信じてます。

 

ピッチの上に立てば、人種、地位、年齢、全ての肩書きは関係なく平等であると信じています。

 

それなのにそんな神聖なピッチに立つ選手に対して、ここまで侮辱的な行いをした上、相手サポーターを傷つけるという行いをした、一部のインテルサポーター

 

一体、この行いによって誰が幸せになるでしょう?

 

勝った僕らインテリスタはそのような事件が起こったことに心を痛め、ナポリサポーターは試合の敗戦に加え、チームメイトに対する侮辱的な発言、こんな事、許せるはずがありません。

 

こんな誰も幸せにしない結果を僕らは望んでいません、そして先日の素晴らしい勝利を台無しにしたのはピッチにいた選手達ではなく、それを応援していたサポーターであったということに、僕は怒りが抑えられません。

 

勝ったのに嬉しくない、それどころかそんな最低な一部のサポーターと一緒にされてしまうことに対して悔しさすら込み上げてきました。

 

正直、負けた時よりも酷い仕打ちをされたように思えます。

 

こんな悲劇は二度と観たくはないです。

そのために僕たちは世界中に蔓延る差別を無くさなければなりません。

 

全ての人間が人間らしくあるために、そして全ての人間がサッカーを、インテルナツィオナーレミラノを好きになるために、我々は今一度声を上げなければいけないと思いました。

 

 

僕は、差別に屈さない、差別に全面的に立ち向かいたい、その意思がインテリスタ全員にもあると僕は信じてます。

 

世界に門戸を開くインテルだからこそ、世界中のあらゆる人種を受け入れられる事を信じています。

 

そしてその理念はサポーターにも受け継がれるべきであるとも思います。

 

いつか世界中のあらゆるところから差別を無くすために、小さなところから始めていきたいです。

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もう二度とこんな事が起こらない事を祈ります。全てのサッカーファンのために、そして、インテルナツィオナーレミラノのために。

 

 

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それでも僕はインテルというクラブを愛しています。

 

そんな愛するインテルのためにこれからも応援し続けます。

 

ここまでありがとうございます。